多汗症という病気をご存知ですか?

管理人の知人に、激しい運動をしたわけでもないのに、多量の汗をかく人がいて、何か病気なのではないかなと心配してしまうほどでした。

今にして思えば、彼は多汗症だったのかもしれません。

多汗症の方は、小さいころから、汗が多いことで、様々な苦労をされているようです。

例えば、学校では、授業の時プリントなどを配ったりしますが、手のひらが汗で濡れていて、用紙が濡れてしまうとか、学校行事でダンスを踊ったり、手をつないだりするときに相手に気を使ってしまうなどです。
多汗症
少し想像してみましょう。
例えば、手を洗った後、濡れたまま手で、パソコンを打ったり、書類をまとめたりすると考えると、やはり支障がありますよね。

多汗症の原因

私たちは、緊張したり、激しい運動をしたり、辛い物を食べたりすると、一時的に多く汗をかきますが、多汗症は、こうした原因を伴って出る一時的に汗をかくというようなものではなく、体の機能の失調が原因で起こる病気です。

多汗症は、交感神経の失調が原因になっていると言われています。

ですから、自分では、なかなか対処できないものです。

多汗症はどんな症状?

多汗症は、どのような症状が出るのでしょうか。

多汗症には、全身に起こるもの(全身性多汗症)と、体の一部分で起こるもの(局所性多汗症)があります。
多汗症の症状
多汗症は、頭部、顔、ワキ、手のひら、足の裏などに、多量の汗をかきます。

症状の重さは、人によって違い、例えば、手のひらの多汗症の場合、軽度ですと、手のひらが湿る程度、重度になると、汗がしたたり落ちるくらいになります。

軽度だと、見た目にも分かりづらく、それほど生活にも支障はないのかもしれませんが、重度の場合は、いろいろな支障をきたしてしまいそうですね。

汗は、誰でもかくものということがあるためか、多汗症は、社会的に認知があまり進んでおらず、周りからの理解が得られなくて、仕事や人間関係、生活に支障をきたし、うつ病になってしまう方もいます。

また、本人自身も、病気と認識していない方も多いそうです。

多汗症の人は、人口の1~2%くらいいると言われています。
現在は、保険が効く治療法もあります。