活性酸素という言葉を聞いたことがありますか?
活性酸素は、老化の原因だと言われたり、アンチエイジングの話の中で出てきたりする言葉です。

活性酸素は、加齢臭(体臭)にもかかわっています。
今回は、加齢臭と活性酸素の関係について、書いていきます。

加齢臭の原因にも関わる活性酸素

加齢臭には9-ヘキサデセン酸と過酸化脂質が関わっています。

年をとると、皮脂腺の中の9-ヘキサデセン酸という物質が増加します。

9-ヘキサデセン酸は、皮膚常在菌によって分解されたり、過酸化脂質によって酸化されたりすることにより、臭いの原因物質ノネナールを作り出します。

過酸化脂質は、簡単にいうと皮脂腺から出る皮脂が酸化したものです。
過酸化脂質も年をとると増えていきます。

年をとると過酸化脂質が増えるのは、年をとると活性酸素が増えやすくなるためです。
活性酸素は、皮脂や体内の不飽和脂肪酸と結びついて臭いの原因、過酸化脂質を作り出します。

年をとると活性酸素が増えやすくなるのは、体内に備わっている活性酸素を無害化する力が40歳くらいから減少するからです。

活性酸素を抑えることは、体臭改善にもつながります。

活性酸素が発生する原因は?

私たちは、呼吸することで酸素を体内に取り入れます。
また、食べ物からは、栄養を取り入れます。

食べ物から取り入れられた栄養と酸素により、エネルギーがつくられますが、この時に、活性酸素が生じます。

取り入れた酸素の約2%が活性酸素に変わると言われています。
つまり、生きていくためには、活性酸素が発生するのは仕方がないことです。

体臭に活性酸素が関わっているというと、活性酸素は悪者のようですが、活性酸素は、体を守ってくれる重要な働きもしています。

活性酸素は、体内に侵入したバイ菌や細菌から細胞を守っています。
しかし、増えすぎると良くない働きもしてしまいます。

活性酸素が生じる原因は、呼吸から酸素を取り入れる他、下記のような原因があります。

ストレス
激しい運動
紫外線
タバコ
大気汚染
食品添加物、農薬、化学物質
電磁波

このような原因により体に負担がかかると、体の細胞は、頑張ってこれに対抗しようとします。
そのためにエネルギーが必要になり、エネルギーを作ろうとして、大量に活性酸素が発生してしまうのです。

活性酸素が増えすぎると、体臭だけでなく、老化や病気の原因となることもあります。

人の体には、活性酸素の余分な分をある程度抑えることができる抗酸化力という力が備わっています。

しかし、活性酸素が増えすぎると、この力が追い付かなくなります。
さらに、この抗酸化力は、40歳くらいから急に減少してしまうといわれています。

活性酸素を抑えるにはどうしたらよいの?

加齢臭対策には、その原因となる活性酸素を抑えてあげる必要があります。

活性酸素を抑制する力、抗酸化力は、歳とともに減少してしまいますが、抗酸化成分がある食事をとることで、その働きを助けることができます。

その他、活性酸素が生じる原因である、ストレス、タバコ、食品添加物などを控えることで、活性酸素の大量発生を抑えることができるでしょう。