臭気判定士とは
臭気判定士という資格をご存知ですか?

臭いを測定するためには、機械を用いる方法がありますが、機械だけでなく、人が臭いを測定することもあります。

日本には、悪臭防止法という法律があります。

悪臭防止法とは、簡単にいうと、工場などから排出された悪臭によって、生活環境が侵されないように規制し、国民の健康を守るということを目的として、定められたものです。

平成8年に改正されて、人の嗅覚を用いて悪臭を測定する方法(嗅覚測定法)が取り入れられました。

悪臭を測定するときに、臭いの濃さを表す臭気指数が用いられますが、こうした指数を正しく測定・評価するため、悪臭の測定業務を公正かつ適切に行うために臭気判定士という資格が創設されたのです。

臭気判定士は、国家資格です。
試験は、筆記試験と嗅覚検査があります。

筆記試験は、嗅覚概論・悪臭防止行政・悪臭測定概論・分析統計概論・臭気指数等の測定実務といった科目について行われるようです。

嗅覚試験は、臭いを嗅ぎ当てるというような試験です。

嗅覚試験が行われているところを見ると、はやり、嗅覚に優れていないといけないのかと思いますが、特別に優れていなければならないというわけではく、“正常な嗅覚”を持っていたら大丈夫だそうで、鼻の病気とかでなければ、クリアできるようです。

あまりなじみがないため臭気判定士は、どこで働いているのだろうと思われた方もいるかもしれません。

臭気判定士は、役所や研究所、工場の分析室、芳香剤や化粧品会社などで活躍されています。

男性化粧品メーカーのマンダムがミドル世代(30代、40代)特有のニオイである“ミドル脂臭”を発見したしましたが、あれも臭気判定士の方々の活躍のおかげなのです。

マンダムの臭気判定士の方々は、年間約200人の男性の臭いを判定しているのだとか。
臭気判定士とは
こうした方々のおかげで、体臭予防の商品などが生まれているのですね。